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ファミレス事典

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進化する回転寿司!

お寿司がレールの上を回って、いろいろなネタが目の前に運ばれてくる「回転寿司」は、ご家族連れにも大人気の外食スポットです。それどころか、日本独自の回転寿司という仕組みのおもしろさが海外から注目され、外国人観光客が必ず訪れるCOOL JAPANな観光スポットとしても世界を席巻しているのです。ところがこの回転寿司、最近ではさらにおいしく、さらにCOOLに進化しているそうです。中には回らない回転寿司も登場しているとのこと。回転寿司の最新事情から目が離せません。

回転寿司の歴史

回転寿司の歴史

回転寿司が初めて世の中に登場したのは、1958年のことです。大阪の寿司店がビール工場で使われているベルトコンベアから発想して開発したものです。それが一気に注目されるようになったのは、1970年に大阪で開催された万国博覧会の時です。この一大イベントに出店していた回転寿司が多くの人に認知されるようになり、全国に広がるきっかけとなりました。その後、格式などを楽しむカウンター寿司に対して、回転寿司は安価で気軽な庶民の味方のお寿司として発展の道を歩んでいます。何より、回る楽しさが子どもたちの注目を集め、いまや家族連れが選ぶ外食スポットの上位を占めるようになっています。そもそも握り寿司は、せっかちな江戸っ子が気軽にパクッとつまむファストフードとして発展したものです。そう考えると、回転寿司はその流れもしっかり受け継いだ日本文化であることが分かります。

時代のニーズに即応するビジネスモデルを構築

時代のニーズに即応するビジネスモデルを構築

最初は、「安いけれどネタはいまイチ」と言われていた回転寿司は、ネタの高級化などにも取り組み、大トロ、ウニ、イクラなどの高級ネタの充実を続けていまに至っています。世間の"声"への対応の早さは、他に類を見ないと言えるほどです。たとえば、ファミレスに対抗するためにデザートを充実させたり、海外での寿司人気が高まったと聞けば、「カリフォルニアロール」に代表されるそれまでの日本の寿司にはないネタであっても積極的に取り入れたり、その都度見事な解決策を講じています。最近では、回っている寿司ではなく直接職人さんに頼む人が増えているそうですが、回っている間に味が落ちてしまったネタを取るより、直接頼んだ握りたてのお寿司のほうがずっとコストパフォーマンスが高いのですから当然です。これに対しても、お皿にICチップを付けて一定時間回ったお寿司を回収するシステムを開発したり、座席の前にタッチパネルを備え付け、指1本で好きなネタを注文できるようにしたり、コストを抑えながら顧客満足度を高める工夫が次々に飛び出し、世間を驚かせ続けています。

ついに回らない回転寿司が登場!?

ついに回らない回転寿司が登場!?

最近急速に人気を集めているのは、ご当地回転寿司店です。業態の規模はさほど大きくはありませんが、海沿いの町の地の利を活かした新鮮なネタが自慢の店が多く、その土地土地の特産海鮮が充実しています。一方、回転寿司のレーンにも進化が見られます。それは、回るのではなく寿司の厨房とお客さんを直線の特急レーンでつないだお店です。こちらはお客様の注文を聞いてから握るのが基本で、注文から寿司の到着まで1分とかからず、従来の回転寿司よりグレードの高い寿司が到着することが自慢です。中には、寿司の良し悪しはともかく、とにかくこの新システムを一度体験してみたいというお客さんまでいて、店舗は連日大賑わいとのことです。まだ、一部の都市部でしか体験できないようですが、全国に広がるのにさほど時間はかからないでしょう。もし、回らない回転寿司を見つけたら、ぜひ一度体験してみて下さい。