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ファミレス事典

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蕎麦の効能

様々ある麺類の中で、栄養の優等生といえば蕎麦の右に出るものはありません。好みから言えば、蕎麦派vsうどん派と拮抗するところですが、週1回、いや2回の昼食を蕎麦に変えるだけで、健康にうれしい効果を手に入れることができます。蕎麦はとっても賢い食べ物なのです。その賢さの秘密を手繰ってみましょう。そうそう、通の方は蕎麦を「食べる」と言わずに「手繰る」と言うのだそうです。落語のネタになったり、年越しや引っ越しなど何故か「越す」時に登場したりと、何かとエピソードの多い蕎麦に、ここでは栄養面からアプローチします。

コレステロールを抑制

コレステロールを抑制

蕎麦には、コレステロールの増加を抑制すると言われる食物繊維がたっぷり入っています。その含有量は、実に白米の2.5倍で、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞に対する予防効果が認められています。また、あっさりとした食材と思われている蕎麦ですが、蕎麦の実には2~3%の脂質が含まれ、その約30%をリノール酸が占めています。リノール酸も血中コレステロール値を低下させる油脂のひとつです。他にも、コレステロールが小腸で吸収されるのを阻害するステロール類といわれる脂質を含有しています。

毛細血管を強化するルチン

毛細血管を強化するルチン

最近、サプリメントの成分としても注目されているルチン。蕎麦はこのルチンを豊富に含む食品です。ルチンは毛細血管を強化する働きを持つポリフェノールの一種で、ビタミンCと一緒に摂るとその効果はさらに高まるそうです。ということは、蕎麦を食べる時に野菜や果物も一緒にいただけばより効果的ということですね。また、ルチンは蕎麦湯にも豊富に含まれているので、蕎麦を食べ終えたら必ず飲んでおきましょう。さらに、ルチンは、紫外線からお肌を守ってくれる効果も持っています。女性の方なら、毎日でもお蕎麦を食べたくなるのではありませか? その上、ミネラルも豊富なので、貧血予防にも威力を発揮します。

血圧を下げる効果

血圧を下げる効果

もうひとつ、注目すべき成分を蕎麦は多く含んでいます。それは「ACE阻害物質」です。あまり聞き慣れない名前ですが、これは血圧を下げようとする物質を壊す酵素(ACE)の働きを妨げる成分です。万病のもとと言われる高血圧が、おいしいお蕎麦で防げるのは、まさに朗報です。やはり、意識してお蕎麦を食べる習慣をもったほうがよさそうですね。

栄養面から見る更科蕎麦と藪蕎麦の違い

栄養面から見る更科蕎麦と藪蕎麦の違い

代表的な蕎麦の麺には、上品な更科蕎麦と野趣に富んだ藪蕎麦があります。これについても好みの分かれるところですが、栄養面から考えると、この2種類はどちらも食べたほうがいいようです。というのも、蕎麦の実の中心部分を使う更科蕎麦には「ACE阻害物質」が多く含まれ、主に蕎麦の実の外側を使う藪蕎麦にはルチンが多く含まれているからです。また、そばは喉ごしを楽しむものと言われますが、栄養学的にはしっかり噛んだほうが効率よく吸収されるようです。