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ファミレス事典

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インド料理はスパイスを使った「カレー」

インドと一言で言っても、広大な土地に、12億人を超える人たちが生活しており、地域によって文化も言葉も宗教も様々です。気温が高く、暑い国というイメージがありますが、北部にはヒマラヤ山脈があり、とても寒い地方もあります。そのため、インド料理も一括りでは語れませんが、香辛料を沢山使う料理が多いという特徴があります。

インドに「カレー」はない?

インドに「カレー」はない?

私たち日本人にとって、最も身近なインド料理と言えば、やはりカレーです。でも実は、インドにはカレーという名前の料理はありません。そもそも、インドの人たちにとって、カレーという言葉は、インド発祥のスパイス料理の総称でしかなく、外国で使われている言葉という認識のようです。インドでは香辛料を使った煮込み料理は細分化されて、それぞれに料理名がついているのです。ただし、世界的にカレーという言葉と料理が普及したことで、観光客向けのお店や国外のインド料理店などでは、カレーという表記をしていることも多くなっています。

各地方で特色の異なるインド料理

各地方で特色の異なるインド料理

インド料理は、一般的に、東西南北の4つの地方で分けて説明されます。

東インドには河川が多く、魚を使った料理が発達しています。主食はお米で、マスタードオイルがよく使われています。

大都市ムンバイのある西インドは、パンとお米の両方が主食とされています。また、ベジタリアンの多い地方で、野菜や豆を使った、あっさりとしたカレーが主流です。

気温の高い南インドでは、ココナッツを使った料理が多くあり、さらっとしたカレーが主流で、主食はお米。様々な種類のお米が販売されています。

北インドでは、小麦を材料としたナンやチャパティが主食で、ナッツやクリームを使った、少しこってりとしたカレーが一般的です。また、タンドリーチキンも、この地方の名物です。日本で食べられるインド料理は、北インド料理を扱うことが多いので、最も有名なインド料理と言えるでしょう。

宗教が色濃く映るインドの食文化

宗教が色濃く映るインドの食文化

インドでは、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教など、様々な宗教を信仰する人たちが集まっています。宗教が食文化に与える影響も強く、例えば、インド人の大多数が信仰するヒンドゥー教では、牛を神聖なものとしているため、牛肉を食べることはありません。一方で、イスラム教の信者は、豚を汚れたものと捉えているので、豚肉がNGです。そのため、牛肉や豚肉を食べることは少なく、鶏肉やマトン(羊肉)が食材として選ばれることがほとんどです。

料理を食べる手は、右手だけ

料理を食べる手は、右手だけ

インドでは、基本的に道具を使わず、手づかみで料理を食べますが、その場合、右手しか使いません。なぜかと言うと、インドでは、右手を「浄」、左手を「不浄」と考える慣習があるからなんです。また、他人が口をつけたものも不浄とされますので、旅行や出張などでインドへ行く場合は、気をつけておきましょう。右手だけで食べることは、慣れるまでは難しいかもしれませんが、スプーンを使ってはいけないわけではないので、もし不安があるなら、マイスプーンを持っておくと安心です。