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ファミレス事典

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世界三大珍味の魅力

ここでは、世界三大珍味のおさらいをしておきたいと思います。世界三大珍味は、フォアグラ・キャビア・トリュフです。よくご存じですよね? 珍味ですからメインになるものではないのですが、レストランのコースメニューに少し入っているだけで、ついテンションが上がっちゃうという人も多いはずです。これらがなぜ世界三大に数えられているのか。その魅力を解き明かします。

フォアグラは古代ローマから伝来

フォアグラは古代ローマから伝来

フォアグラと聞くと、生粋のフランス食材だと思いがちですが、これを最初に食したのは古代ローマ人たち。紀元前からこんなにおいしいものを食べていたこと、そして、その食に対する感性の豊かさは尊敬に値します。そもそもフランスにおいしい料理をもたらしたのがイタリア人であることを思えば、それも納得のゆく話です。さて、このフォアグラですが、フランベにすると外はカリッと中はとろりと、とろけるような濃厚な旨みを披露してくれるのですが、これはガチョウを太らせて、脂肪肝の状態にしたものです。それに対して、食文化のひとつだととらえる人と、動物虐待だと考える人の間で議論が巻き起こっているようです。アメリカのカリフォルニア州では、フォアグラ禁止令が採択されています。他のものには代え難いこのフォアグラのおいしさをあなたはあきらめられるでしょうか?

キャビアの危機

キャビアの危機

フォアグラよりずっと出会える機会が少ないのがキャビアです。時々、ほんの少しだけ、コース料理に入っている程度です。どこかの高級クラブなどでは、お酒の肴として日常的に使われているのかもしれませんが、庶民の口にはなかなか届きません。このキャビアはチョウザメの卵です。イクラ、数の子、たらこなど、日本にあるどの魚卵とも1粒1粒の大きさが違い、微妙な食感の中に日本人は稀少性を感じてしまうのかも知れません。チョウザメは生息数が激減しており、最高級レベルの品は年々入手が難しくなっています。日本では、チョウザメを養殖して、ご当地キャビアを売り出している所もあり、好評を博しているようです。こういう珍味はね、そんなにバクバク食べるものじゃないから、少しだけでいいんだよ…などとおっしゃる方がいますが、一生に一度ぐらいはバクバク食べてみたいんです、庶民の場合は…。日本のチョウザメ養殖が発展することを一緒にお祈りしておきましょう。

日本産トリュフも登場!?

日本産トリュフも登場!?

このトリュフも古代ローマ人がフランスにもたらした食材のようです。最高級のトリュフを探す時、イタリアやフランスの農家ではブタの嗅覚を使うと言われていますが、最近では犬を使う農家のほうが多いようです。ブタはトリュフを食べてしまうからです。このトリュフも日本での栽培に成功しています。日本人の高名なきのこ研究家と、マグロの完全養殖に成功した近畿大学の先生の共同研究による成果です。実際に市場に出回っているのかどうかは定かではありませんが、トリュフ好きにとっては心から拍手を送りたくなる快挙です。このトリュフの独特の香りと食感がもっと日常的に手に入るようになれば…とも思いますが、それでは珍味ではなくなってしまいます。珍しい味と出会う楽しみを、これからも大切にしていきたいものです。