ご希望の飲食店情報を無料で検索できます

文字サイズ

ファストフード店事典

ファストフード店事典

ファストフード店でのサービング

ファストフード店において、注文を受けたフードを顧客に提供するオペレーションのことを「サービング」と言います。厨房で調理されたフードはここで完成され、完全な状態で顧客に引渡されます。店舗の業態や扱うフードによってサービングの方法は様々ですが、盛り付けの美しさや袋詰めの完成度はスタッフのセンスや力量に依存しきることなく、業態ごとにマニュアル化されています。ここではこのサービングの流れについて、かいつまんでご紹介します。

厨房から顧客までのサービングの流れ

厨房から顧客までのサービングの流れ

厨房から送られてきたフードが注文通りの品物であること、また完全な状態にあることを確認することからサービングは始まります。また、フードをスムーズに提供できるように、その準備を手早く済ませるのも重要な仕事です。

注文ごとに先行して提供の準備

お店としてはフードをアツアツの状態でサービングしたいので、サイドメニューやドリンクを第一に準備しておいて、フードが完成されるまで待機するのが理想です。そのためサラダや漬け物などはあらかじめ容器に納めて冷蔵庫で保管しておき、ここから出すだけでサービングできる体制が整えられています。味噌汁やドリンク類などは専用の機器を使い、ボタンの操作だけで容器に規定量が注がれるようになっています。

テイクアウトの場合は、フードが送られてくる前に包装用の袋を準備しておきますが、箸や調味料、ウェットティッシュなどはフードのあとに入れるのでこの段階では準備しません。

こういった「メイン以外の品物が先行して準備されて待機する」というオペレーションの基本をきちんと実施している店舗は、混雑時でもあまり長々と待たされることがなく、スムーズな提供ができています。

分業で時間短縮

ファストフードはもちろん単品の注文もできますが、サイドメニューの追加でお得になるセットの注文も多く受けます。このときハンバーガーや牛丼などメインのフード、サラダやポテトなどのサイドメニュー、お茶やコーヒーなどのドリンクなどを集めてセットを完成させることになるのですが、フードは厨房スタッフが、サイドメニューやドリンクはレジやホールのスタッフが、というように品目ごとに分業することで、提供までの時間を短縮させています。

提供前の確認とメニューの完成

厨房から送られてくるフードと注文伝票を見比べ、品物に間違いが無いかを確認し、問題があれば厨房に伝えます。品目に問題が無いことを確認したら、そのクオリティが顧客に提供できる水準に達していることも確認します。トレイで提供する店舗では、それぞれをどう配置して提供するかもマニュアルで決められています。包装されたハンバーガーやテイクアウト商品などはわざわざ開封してしまうことはせず、厨房で確認が行なわれます。正しい配置に品物を置き、またきれいに包装したらメニューは完成で、品物が顧客の手に渡されます。笑顔で「ありがとうございます」と挨拶したら、サービングは完了です。