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居酒屋事典

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赤兎馬(せきとば)

「赤兎馬」は、鹿児島県いちき串木野市にある「濱田酒造」の芋焼酎です。しかし、「濱田酒造」のホームページでは、「赤兎馬」を掲載していません。その理由は、生産量が限られたプライベート商品なので、赤兎馬会の会員である九州の酒販店数十店舗でしか取り扱っていないからです。赤兎馬会は「濱田酒造」と「必ず定価で販売すること」、「ネット販売はしないこと」を約束して商品を入荷しています。

ここでは幻の酒と言われる「赤兎馬」のラインナップと、「濱田酒造」の3つの蔵について紹介します。

赤兎馬のラインナップ

赤兎馬のラインナップ

「赤兎馬」は古代中国の歴史書「三国志」に登場する1日に千里走る稀代の名馬から名付けられました。原料は手作業で選別した鹿児島県産のさつま芋「黄金千貫(こがねせんがん)」と、鹿児島県特有の火山灰土であるシラス台地の地下数百メートルから湧き出す天然水です。

赤兎馬

ベースとなる原酒をじっくり寝かせたあと、仕上げに力強い味の若い原酒をブレンドして造ります。グラスに注ぐと芋の良い香りが放たれ、飲み口はすっきり、喉を過ぎたあたりから芋の味がふわりと漂います。ロックや水割りがおすすめです。

 アルコール度数:25度

原料:さつま芋(黄金千貫)、米麹(白麹)

紫の赤兎馬

鹿児島県産の「黄金千貫」と紫芋「頴娃紫(えいむらさき)」を使ったふくよかでフルーティーな味わいが特徴の特別限定酒です。

アルコール度数:25度

原料:さつま芋(黄金千貫、頴娃紫)、米麹(白麹)

柚子梅酒

「赤兎馬」で仕込んだ贅沢なリキュールです。「赤兎馬」のコク、甘酸っぱい梅、爽やかな柚子の香りのハーモニーが楽しめます。

アルコール度数:14度

原料:「赤兎馬」・南高梅(鹿児島県産)・柚子(鹿児島県産)・砂糖・果糖

蔵の紹介

1868年(明治元年)に創業した「濱田酒造」には3つの蔵があります。明治、大正時代の製法を守り続ける「伝兵衛蔵(でんべえぐら)」は、木桶でできた蒸留器を使い、かめ壺仕込み、かめ壺貯蔵をしています。「傅藏院蔵(でんぞういんぐら)」は、最新鋭のシステムを導入して品質の高い焼酎を量産している本社工場で、「薩摩金山蔵(さつまきんざんぐら)」では江戸時代の焼酎づくりを再現しています。

ここでは各蔵について紹介します。どの蔵も見学可能です。

伝兵衛蔵(でんべえぐら)

コンセプトは「伝統」。手作りの焼酎蔵として濱田伝兵衛が1868年(明治元年)に創業し、鹿児島県いちき串木野市湊町にあります。創業時の味を再現し続けるために、原料はもちろんのこと、昔ながらの木桶蒸留器、かめ壺、麹室にいたるまで道具や環境にもこだわりを持ち、洗練された本格焼酎を造るため、蔵人たちが丁寧に手作業をしています。ここで作られる芋焼酎は「本格焼酎 斉彬乃夢(なりあきらのゆめ)」、「古式有機原酒 なゝこ」、「黄麹仕込 伝(でん)」、「黒麹仕込 宇吉」などです。

傳藏院蔵(でんぞういんぐら)

コンセプトは「革新」。東シナ海を臨む鹿児島県いちき串木野市西薩町にある「傳藏院蔵」は、「おいしい酒をひとりでも多くの人に届けたい」を信条に、最新の設備で仕込みから蒸留、ボトリング、出荷までを行なっています。経験豊富な杜氏が持つ揺るぎない技術と各分野のプロフェッショナルが力を合わせて安定した高品質の焼酎を生産。ここで造られる芋焼酎は「海堂(かいどう)」、「薩摩富士」などがあり、「赤兎馬」もこの工場で造られています。

薩摩金山蔵(きんざんぐら)

コンセプトは「伝承」。女性の杜氏による焼酎仕込みを行なう蔵で、鹿児島県いちき串木野市野下にあります。350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞に、かめ壺仕込みとかめ壺貯蔵の蔵を構え、江戸時代の焼酎造りを再現しています。

ここで造っている芋焼酎は「熟成と共に福来たり」、「金山蔵 坑洞内甕貯蔵(こうどうないかめちょぞう)」、「金山蔵 黄金麹仕込み」などです。