ご希望の飲食店情報を無料で検索できます

文字サイズ

居酒屋事典

居酒屋事典

やきとり大吉

北海道から沖縄まで、全国展開している焼き鳥店で、海外では中国で3店舗(2014年(平成27年)2月現在)営業中です。「やきとり大吉」と黒い文字で書かれた赤い大きな看板が目印で、赤い提灯が並ぶ外観や10坪程度(約20畳)の小ぢんまりとした店舗、 内装に鉄道線路の枕木を再利用しているのも特徴のひとつ。焼き鳥を毎日1本ずつ仕込む丁寧さと伝承のタレのおいしさ、気軽で親しみやすい雰囲気は幅広い世代に利用されています。

「やきとり大吉」の成り立ち

「やきとり大吉」の成り立ち

やきとり大吉は、ダイキチシステム株式会社(本社は大阪市)が全国展開し、独立開業の手助けをしています。ブームに左右されにくい焼き鳥専門店であることや、鶏肉が全国各地どこでも安定した価格で仕入れることができるなど、日本のどの地域に住んでいる人でも独立開業しやすい仕組みになっています。また、開店前の研修や開店時、開店後の本社からのサポートも手厚く、長く繁盛させるノウハウを学べます。この徹底した育成方法が実り、今では全国で見かけるやきとり店へと成長しました

各店独自のやり方で地域に根付く経営

基本メニューや価格帯、店舗構えなどからグループ全体で画一的な営業を行なっているように見えますが、決まった接客マニュアルなどがないのもやきとり大吉の特徴です。毎日1本ずつ仕込みをする、専用のグリラーで焼く、日本酒以外のアルコール類はサントリーの製品を使うなどのルールはありますが、仕入れの一部やメニュー構成、焼き鳥のたれ作り、店の雰囲気作り、接客などは店主自らが考えています。そのため、地域の特性を活かしたメニューを取り入れたり、小さい店舗ながらファミリー向けにBOX席を設けたり、店舗立地も駅前や繁華街ではなく、地元の常連客が足を運びやすい住宅地の入り口など、各店独自の工夫が見られます。地域密着型の焼き鳥店としても人気があるのはこういった工夫からでしょう。

仕入れのコツや仕込み、営業、店舗経営は3ヵ月間の実店舗研修を行ないます。約900店舗を全国展開するノウハウで、店主として必要な知識や技術を得ることへのサポートをしてくれます。

メニュー構成とグループ店

できる限り仕入れた食材のロスを減らすため、絞りに絞った約50種類のメニューの中には、焼き鳥以外にも焼きおにぎりや豚バラ丼など、おいしいご飯メニューもあります。居酒屋にファミリーや食事目的で来るお客さんが増えているため、メニューに入れています。とはいうものの、「やきとり大吉」の名物は焼き鳥で、焼き鳥と言えばビールです。大吉グループの全店主は、ビール工場で「本当においしい生ビールの入れ方」を学んでいます。常に器具やグラスを清潔に保ち、生ビールを最高の状態で提供しているため、「泡までおいしい!」とお客さんに喜ばれています。

また、同じグループに「やきとり大吉」よりも雰囲気などをグレードアップした「やきとり吉鳥」があります。蔵をイメージした店舗は従来の焼き鳥店にはないおしゃれな空間として、若い世代を中心に話題となっています。「やきとり大吉」と比べて広い店内なので、宴会などにも最適です。