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和食店事典

和食店事典

森本正治氏

1955年(昭和30年)広島出身の和食の料理人。フジテレビの「料理の鉄人」とアメリカ版「アイアン・シェフ」の両方に出演していたことから、アメリカで最も名前の知られている日本料理人です。広島で修業した寿司をその原点としながらもニューヨーク仕込みのアレンジを加えた和食は大胆奇抜で、伝統を重んじる人からは批判を浴びていますが、見る人を楽しませる料理で世界から賞賛を得ています。

広島での修行

広島での修行

1955年(昭和30年)5月26日に広島県広島市に生まれました。崇徳高校野球部だった森本氏は夏の甲子園の県予選決勝にまで進みました。卒業後、寿司職人を目指し地元の寿司店「一番寿司」に就職しました。カレーや丼物など定食屋のような店だったため、寿司のみならず様々な料理を学ぶ機会に恵まれました。数年間の修業の後、広島市内に喫茶店を開店し、ランチには創作料理を出していました。

アメリカでの成功

1985年(昭和60年)喫茶店を閉店し渡米、寿司ブームに沸くニューヨークで修業を重ね、ソニー本社ビルの役員専用ダイニング「ソニークラブ」の総料理長を務めました。

1993年(平成5年)、料理人・松久信幸さんに出会います。松久氏は1987年(昭和62年)に、ビバリー・ヒルズのラシエネガ通りにレストラン「MATSUHISA」をオープンしており、当時のザガット・サーベイにおいても高評価を得ていました。同店の常連客だった俳優ロバート・デ・ニーロ氏から新店舗の共同経営の誘いを受けていました。森本氏は日本料理レストラン「NOBU」の開店から携わり、実質的な総料理長として迎えられました。森本氏の提供する創作和食は注目を浴び、一躍人気店となりました。

アイアン・シェフ

1998年(平成10年)、道場六三郎氏、中村孝明氏に続く「3代目和の鉄人」としてフジテレビ「料理の鉄人」に出演、ニューヨーク仕込みの大胆な創作和食を披露し26戦17勝8敗1分の成績を収めました。2001年(平成13年)11月にニューヨーク・フィラデルフィアに創作和食店「MORIMOTO」をオープンしました。2005年(平成17年)には米国版「料理の鉄人」「アイアン・シェフ・アメリカ」にも鉄人として出演しています。

2005年(平成17年)、東京・六本木に2店舗目となる「レストラン・モリモト・ゼックス」を開店したのを皮切りに、カリフォルニアの「モリモト・ナパ」、ハワイ・ワイキキの「モリモト・ワイキキ」、インド・ムンバイの「ワサビ・バイ・モリモト」など世界に展開しています。また「ソバ・エール」、「ブラック・オビ・ソバ・エール」、「インペリアル・プリスナー」をローグ・エール社と共同開発しています。

レストラン・モリモト

総工費13億円をかけて作られた安藤忠雄氏設計の「レストラン・モリモト」では、森本氏が広島とニューヨークで培った独特の和食を味わうことができます。ニューヨークに構えた「レストラン・モリモト」では、森本氏の料理人キャリアの出発点である寿司のみならず、刺身、創作和食と多岐にわたります。多彩な料理が味わえる「オマカセコース」は120から150ドル程度で、合わせて飲み物や日本酒の「おまかせコース」も提供しています。

ミシュランで1ツ星に輝いた東京・六本木の「レストラン・モリモト・ゼックス」は閉店してしまいましたが、アメリカ版「料理の鉄人」で抜群の知名度を持つ森本氏が展開するレストランは世界中で高い評価を受け続けています。