ご希望の飲食店情報を無料で検索できます

文字サイズ

和食店事典

和食店事典

和食のチェーン店 大戸屋ごはん処

「大戸屋ごはん処」は、株式会社大戸屋が全国展開する和定食を中心とした外食チェーンです。あたたかな家庭の台所を理想に掲げ、手作りにこだわって和食文化の継承を目指しています。また、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」と「本物のおもてなし」を、世界に発信するべく積極的に海外店舗の展開も行なっています。

目には見えないおもてなし

目には見えないおもてなし

大戸屋ごはん処は創立者の三森栄一氏が、1958年(昭和33年)に東京・池袋に開店した「大戸屋食堂」に始まります。日本の伝統的な食事スタイルである一汁三菜を基本とした定食と、全品50円均一というユニークな値段設定で人気となり、連日1,000人を超えるお客さんが詰めかけました。1979年(昭和54年)に三森栄一氏の長男、久実氏が事業を継承すると、1983年(昭和58年)株式会社大戸屋を設立します。1992年(平成4年)、火災で全焼した吉祥寺店を全面改装するにあたって、内装を明るくし客席の配置にも工夫した、女性が入りやすい店舗にしました。これが、女性が一人で入れる定食屋として認知され、今後のモデル店となりました。2000年代に入ると世界的に和食への注目が集まってきたことを受け、和食の文化、目には見えない「裏のおもてなし」を世界に発信していくために海外に進出します。2005年(平成17年)に、タイに1号店を出店したのを皮切りに、台湾、インドネシア、香港、シンガポール、上海、アメリカと80店舗以上をチェーン展開し、2018年までに海外100~150店舗を目指しています。

絶対においしいできたてごはん

大戸屋は外食チェーンとしては珍しく、セントラルキッチンを持たず、店内で調理しています。それは作り置きしている料理を温めて出すより、お店の作りたてのほうが絶対においしいという思いから。料理は注文を受けてから調理、大根おろしさえも注文ごとにそのつどおろすという手間を全店舗できっちりかけています。

また、ごはん処の基本は白いごはんがおいしいということ。大戸屋では、長い時間をかけて産地や品種を選び、独自の比率でブレンドしています。月に1度は食べたときの感じ方を点数化して評価しています。白いごはんの他にもちもち五穀ご飯、紫蘇ひじきご飯、たまごかけご飯、とろろご飯などバラエティ豊かなラインナップから選ぶことができます。

もっとおいしいものを求めて

大戸屋ではこれまで、もっとおいしいものを提供できないかと商品開発に力を入れてきました。各店舗で作る「手作り豆腐」は、甘みが強く風味に優れた北海道産の「トヨマサリ」という大豆を100%使い、オホーツク海の天然にがりで固める人気商品となり、鹿児島県枕崎で約300年前から伝わる方法で作られた極上の鰹節「本枯節」を、削り立てで提供できる機械を開発することで、それを使ったメニューがより風味豊かに提供できるようになりました。その大戸屋の新たな取り組みが鮮魚の提供です。和食にとって魚の鮮度はとても重要な要素。旬の魚を新鮮なまま提供できるよう、築地市場から生のまま魚を運び、下処理を行なって店舗へ配送しています。焼き魚や煮魚にして「本日の定食」として出しています。現在は取り扱う店舗が限られていますが、今後店舗数を増やしていく予定です。